トロント、ミシサガ、ノースヨーク、スカボロー、エトビコ、ブランプトン、マーカム、リッチモンドヒル、ヴォーン、オークビル周辺で子どもを公立学校に通わせたい家庭向けに、学校区、入学手続き、必要書類、英語サポート、住むエリアの調べ方、学校レベルの確認方法、子どもだけで留学する場合の注意点をまとめます。
カナダの学校選びで一番大切なのは、「有名な学校名」だけで決めないことです。公立学校は基本的に住む住所によって通える学校が決まります。さらに、親のビザ・永住権・就労許可、子どもの年齢、留学生扱いかどうか、学校の空き状況によって、登録方法や費用が変わることがあります。
この記事は、トロント市内だけでなく、ミシサガ、ブランプトン、カレドン、マーカム、リッチモンドヒル、ヴォーン、オーロラ、ニューマーケット、オークビル、バーリントン、ミルトン、ピカリング、エイジャックス、ウィットビー、オシャワなど、GTA近郊で学校を探す日本語話者の家庭が、最初に確認すべきポイントを整理したものです。
最新の受け入れ可否、費用、必要書類、通学対象校は必ず各school board、自治体、IRCCなどの公式情報で確認してください。

トロント周辺で子どもの教育環境を考える場合は、日本語学校・継承日本語ガイド、塾・家庭教師の探し方、英語学習やESLを探す場合は語学学校・ESLガイドもあわせて確認すると、学校・家庭学習・語学学習の全体像を整理しやすくなります。
まず確認したい地域とschool board
トロント市内とGTA近郊は、近く見えても同じ学校ボードではありません。
たとえば、ダウンタウン・トロント、ノースヨーク、スカボロー、エトビコ、イーストヨーク、ミッドタウンに住む場合と、ミシサガやブランプトンに住む場合では、確認するschool boardが変わります。さらに、マーカム、ヴォーン、リッチモンドヒル、オークビル、バーリントン、ピカリングなども、それぞれ別の地域のschool boardを確認します。
代表的には次のように考えると整理しやすいです。
| 住む地域の例 | 主に確認する英語公立school board | カトリック系を検討する場合 |
|---|---|---|
| Toronto, North York, Scarborough, Etobicoke, East York | Toronto District School Board | Toronto Catholic District School Board |
| Mississauga, Brampton, Caledon | Peel District School Board | Dufferin-Peel Catholic District School Board |
| Markham, Richmond Hill, Vaughan, Aurora, Newmarket | York Region District School Board | York Catholic District School Board |
| Oakville, Burlington, Milton, Halton Hills | Halton District School Board | Halton Catholic District School Board |
| Pickering, Ajax, Whitby, Oshawa | Durham District School Board | Durham Catholic District School Board |
フランス語の公立学校を検討する場合は、地域によって Conseil scolaire Viamonde や Conseil scolaire catholique MonAvenir なども候補になります。
カトリック系やフランス語系の学校は、入学条件、宗教教育、言語条件、必要書類が通常の英語公立学校と異なる場合があります。名前だけで判断せず、必ず公式の登録案内を確認してください。
住所で通える学校が決まる
トロント、ミシサガ、マーカム、ヴォーン、オークビルなどの公立学校では、基本的に住んでいる住所によって通える学校が決まります。日本のように「なんとなく近い学校へ行く」というより、school boardのschool locatorで住所を入力して対象校を確認します。
家探しの前に、必ず次の順番で確認しましょう。
- 住む予定の住所を確認する
- その住所がどのschool boardに属するか見る
- school locatorで対象校を検索する
- Elementary / Middle / Secondaryのどこに該当するか確認する
- 通学方法、バス対象、徒歩距離、公共交通機関を確認する
- 学校の空き状況やプログラム条件を確認する
「この学校が近いから入れるはず」と思っていても、実際には校区が違うことがあります。特にコンドミニアム、幹線道路沿い、学校区の境目、French Immersion、IB、AP、Specialized Programなどは要注意です。
トロント市内のTDSB対象校は、TDSB Find Your School で確認できます。カトリック系を検討する場合は、TCDSB Elementary School Locator も確認してください。
ミシサガ、ブランプトン、カレドンの場合は、Peel District School Board School Finder や Dufferin-Peel Catholic District School Board School Directory を確認します。
York Regionなら YRDSB Find My School、Halton Regionなら HDSB Find Local School、Durham Regionなら DDSB Find My School も確認先になります。
部屋探し中の方は、住まい掲示板で家を探す前に、候補住所をschool locatorで確認しておくと安心です。
トロント市内で探す場合
トロント市内で英語の公立学校を探す場合、最初に確認する人が多いのはTDSBです。
TDSBは、ダウンタウン、ノースヨーク、スカボロー、エトビコ、イーストヨーク、ミッドタウン、ウォーターフロント、ハイパーク周辺など、トロント市内の広いエリアを対象にしています。
TDSBでは、登録案内、対象校検索、学校カレンダー、Secondary Assessment Centre、International Studentsなどのページが分かれています。通常の家族帯同・移住・駐在による登録と、子どもだけで留学するInternational Student Programは別の流れです。
トロント市内でまず見る公式ページは次の通りです。
TCDSBを検討する場合は、TCDSB Elementary School Registration、TCDSB Elementary School Locator、TCDSB International Education を確認します。
ミシサガ・Peel Regionで探す場合
ミシサガはトロントの西側にある大きな都市で、Toronto Pearson International Airportが近く、トロント中心部へ通勤・通学する家庭も多いエリアです。家賃、家の広さ、車移動のしやすさ、家族向け住宅の多さから、子ども連れの移住・駐在家庭にも検討されやすい地域です。
ただし、ミシサガに住む場合はTDSBではなく、基本的にPeel District School BoardまたはDufferin-Peel Catholic District School Boardを確認します。ブランプトン、カレドンもPeel Regionに含まれます。
Peel District School Board(PDSB)
PDSBは、ミシサガ、ブランプトン、カレドンを管轄する英語の公立学校ボードです。
PeelのWelcome Centreは、カナダやオンタリオ州に新しく来た生徒の登録、英語・数学などの確認、学校制度の案内に関わることがあります。英語が母語でない子どもや、海外から来たばかりの家庭は、対象になるか確認すると安心です。
Dufferin-Peel Catholic District School Board(DPCDSB)
ミシサガ周辺のカトリック系公立学校を検討する場合は、DPCDSBを確認します。
DPCDSBは留学生の受け入れ案内も出していますが、受け入れ可否、学年、費用、カストディアン、ホームステイ、宗教教育の扱いなどは家庭の状況によって変わります。必ず学校ボードに直接確認してください。
York・Halton・Durhamも候補になる
トロント周辺で家族向けの住まいを探す場合、ミシサガだけでなく、York Region、Halton Region、Durham Regionも候補になることがあります。
York Region
マーカム、リッチモンドヒル、ヴォーン、オーロラ、ニューマーケット、キング、イーストグウィリンベリー、ジョージナなどはYork Regionです。
英語公立は YRDSB School Registration と YRDSB Find My School を確認します。カトリック系は YCDSB Admissions & Registration と YCDSB School Locator を確認します。
York Regionでは人口増加や学校の定員により、住所上の対象校と実際の一時的な受け入れ校が変わる可能性があります。YRDSBの学校境界ページでも、新しく引っ越す家庭は地元校に確認するよう案内されています。
Halton Region
オークビル、バーリントン、ミルトン、ハルトンヒルズはHalton Regionです。
英語公立は HDSB Register for School と HDSB Find Local School を確認します。カトリック系は HCDSB Find Your School を確認します。
Haltonはトロント中心部からやや離れますが、車移動、GO Transit、家族向け住宅を重視する家庭には候補になることがあります。
Durham Region
ピカリング、エイジャックス、ウィットビー、オシャワなどはDurham Regionです。
英語公立は DDSB Register a Child for School と DDSB Find My School を確認します。カトリック系は DCDSB Find My Local Catholic School を確認します。
Durhamはトロント東側で、PickeringやAjaxからトロントへ通勤する家庭もあります。通学・通勤の両方を考える場合は、学校だけでなくGO Transit、ローカルバス、冬の移動時間も確認しましょう。
住むエリアの安全性を調べる
「安全なエリアかどうか」は、1つのランキングだけでは判断できません。昼と夜の雰囲気、駅・バス停までの道、学校までの通学路、車の交通量、公園やモール周辺、犯罪発生傾向、家賃相場、近所の住民層などを総合的に見ましょう。
トロント市内では、Toronto Police Service Public Safety Data Portal、Toronto Police Data & Maps、City of Toronto Neighbourhood Profiles が参考になります。
ミシサガやブランプトンでは、Peel Regional Police Crime Statistics and Maps、Peel Crime Mapping Application、Peel Region Data Portal、Mississauga Open Data などを確認できます。
ただし、犯罪マップだけを見て「この地域は危険」「この地域は絶対安全」と決めつけるのはおすすめしません。ダウンタウンや駅周辺は人の出入りが多いため件数が多く見えることがあります。子どもが実際に歩く道、通学時間、バス停の位置、夜の明るさも確認しましょう。
学校のレベル・雰囲気を調べる方法
カナダでは、日本の偏差値のように学校を単純に比較する文化は強くありません。それでも、学校選びの参考になる情報はいくつかあります。
Ontario School Information Finder
オンタリオ州政府の学校情報検索です。学校名、郵便番号、地域、school boardなどで検索できます。
Ontario School Information Finder では、学校の基本情報、学校ボード、住所、学年、言語プログラムなどを確認する入口として使えます。
EQAOの結果を見る
EQAOはオンタリオ州の共通テストのようなもので、学校やschool boardごとの結果を確認できます。
EQAO Find My School は、学校名、住所、郵便番号などから結果を探せるページです。
ただし、EQAOは学校の学力傾向を見る参考にはなりますが、学校の良し悪しを完全に示すものではありません。英語学習者が多い学校、移民家庭が多い学校、特別支援の生徒が多い学校などは、点数だけでは学校の雰囲気やサポート力を判断できません。
Fraser Instituteのランキングを見る
カナダでは Fraser Institute Compare School Rankings の学校ランキングを見る人もいます。
ただし、ランキングだけで学校を決めるのは危険です。高得点の学校でも子どもに合わないことがありますし、点数が平均的でもESLサポートや先生との距離感がよく、子どもが安心して通える学校もあります。
学校公式サイトを見る
各学校の公式サイトでは、次のような情報を確認できます。
- Principal / Vice Principal
- 学校カレンダー
- School Council
- ESL / ELLサポート
- 部活動・クラブ
- AP、IB、SHSMなどのプログラム
- 進学サポート
- Safe Schools関連情報
- Newsletter
- 連絡先
学校の雰囲気は、テスト結果よりも「学校がどのように情報発信しているか」「保護者との連絡が分かりやすいか」「子どもが必要なサポートを受けられるか」を見る方が実用的です。
登録の大まかな流れ
親が駐在、就労、移住などでカナダに住み、子どもも一緒に現地校へ通う場合は、一般的に次の流れで進みます。
- 住む住所を決める
- 対象のschool boardを確認する
- school locatorで対象校を調べる
- school boardまたは学校の登録ページから手続きする
- 必要書類を提出する
- 必要に応じてWelcome CentreやAssessmentを受ける
- 学校から開始日、クラス、持ち物、通学方法の案内を受ける
- 予防接種記録、緊急連絡先、アレルギー情報などを提出する
トロント市内の場合はTDSBまたはTCDSB、ミシサガの場合はPDSBまたはDPCDSB、マーカムやヴォーンならYRDSBまたはYCDSB、オークビルならHDSBまたはHCDSB、ピカリングやオシャワならDDSBまたはDCDSBの登録案内を確認してください。
必要書類として確認されやすいもの
学校登録で確認されやすい書類は次の通りです。実際に必要なものは、school board、在留ステータス、学年、登録時期によって変わります。
- 子どものパスポート
- 子どもの出生証明にあたる書類
- 親のパスポート
- 親のビザ、Work Permit、Study Permit、PR Cardなど
- カナダ入国日を確認できる書類
- 住所証明
- 賃貸契約書、公共料金、銀行書類、政府機関からの郵便物など
- 子どもの予防接種記録
- 日本の学校の成績表、通知表、在学証明
- 英訳された成績表やレポートカード
- 特別な配慮が必要な場合の医療・教育関連書類
- 緊急連絡先
- アレルギー、服薬、健康上の注意点
日本から来る場合は、通知表、在学証明、成績表、予防接種記録をできるだけ英語で説明できる形にしておくとスムーズです。公式翻訳が必要かどうかは提出先に確認してください。
予防接種の確認も忘れずに
オンタリオ州では、学校に通う子どもの予防接種記録の確認が必要です。トロント市内では Toronto Public Healthの子ども・若者向け予防接種ページ を確認してください。
ミシサガ、ブランプトン、カレドンでは Peel Public Healthの学校登録時の予防接種案内 が参考になります。
日本の母子手帳を持っている場合は、接種日、ワクチン名、英語名を整理しておきましょう。カナダと日本ではワクチン名や接種スケジュールの表記が違うことがあります。医療判断は学校ではなく、Public Health、ファミリードクター、Walk-in clinicなどに相談してください。
ESL / ELLサポートについて
英語が母語ではない子どもには、ESLやELLと呼ばれる英語サポートが用意されることがあります。トロントやミシサガには多言語背景の生徒が多く、日本から来た子どもが最初から完璧な英語を話せないこと自体は珍しくありません。
登録時には、次の点を確認しましょう。
- 英語力はどのように確認されるか
- ESL / ELLサポートがあるか
- 授業中にどのようなサポートを受けられるか
- 宿題や成績評価で困ったときの相談先
- 保護者との連絡方法
- 通訳・翻訳サポートを相談できるか
- 高校の場合、英語力がコース選択や卒業時期に影響するか
日常会話が早く伸びても、教科書を読んでレポートを書く力には時間がかかります。焦らず、担任、ESL担当、Guidance Counsellorと連絡を取りながら進めることが大切です。
子どもだけで留学する場合は別の手続き
駐在や移住で親も一緒にカナダに住む場合と、子どもだけをカナダに留学させる場合では、手続きが大きく違います。
子どもだけで留学する場合は、一般的に次の確認が必要です。
- Study Permitが必要か
- Letter of Acceptanceが必要か
- どのschool boardのInternational Student Programに申し込むか
- その学校ボードが留学生を受け入れているか
- 受け入れ可能な学校・学年に空きがあるか
- カストディアンを誰にするか
- ホームステイ先をどう手配するか
- 保険に加入するか
- 学費、申請料、保険料、ホームステイ費、空港送迎費の総額
- 返金ルール
- 緊急時の連絡体制
カナダでは、すべての小中高校が留学生を自由に受け入れているわけではありません。公立学校でも、留学生はInternational Student Programを通して申し込み、受け入れ校、空き状況、住所、学年、英語力、成績などを確認されることがあります。
TDSBで子どもだけ留学する場合
TDSBにはInternational Education Programsがあります。
TDSBでは、留学生を受け入れるSecondary Schoolが指定されており、空き状況はOpen、Limited、Closedのように表示されます。希望校を書いても、空き状況や住所、申請時期によって希望通りにならない場合があります。
また、留学生は通常のregular-track programが対象で、Specialized Program、French Immersion、IB、地域別アート・スポーツプログラムなどに自由に申し込めるわけではありません。高校生は自分で通学手段を確保する必要がある場合もあります。
TDSBの留学生費用は年度によって変わります。申請料、授業料、医療保険料などの項目が分かれているため、必ず最新のFee Scheduleを確認してください。
ミシサガ・Peelで子どもだけ留学する場合
ミシサガ周辺で公立校留学を考える場合は、Peel District School BoardまたはDufferin-Peel Catholic District School Boardを確認します。
PDSBの留学生向け情報は、Study in Peel にまとめられています。学校の対象地域やホームステイ関連は、Study in Peel School Locations や Study in Peel Accommodations も確認してください。
PeelのInternational Student Programでは、受け入れ対象校が限られる場合があります。ミシサガ内の学校だけでなく、Bramptonの学校が含まれることもあるため、「ミシサガに住みたい」「この学校に行きたい」と思っていても、実際の受け入れ校、ホームステイ先、通学時間を必ず確認してください。
DPCDSBを検討する場合は、DPCDSB International Students を確認します。DPCDSBはカトリック系の学校ボードなので、学校生活の中に宗教教育やカトリック教育の要素が含まれることがあります。家庭の方針に合うか事前に確認しましょう。
未成年のカストディアンについて
子どもだけでカナダに留学する場合、未成年者のケアを誰が行うかが非常に重要です。
IRCCでは、未成年の子どもがカナダで学ぶ場合、親または法的保護者が同行しない場合は、カナダ国内のカストディアンが必要になることがあります。カストディアンとは、親の代わりに緊急時や学校とのやり取りで責任を持つ大人です。
TDSBでは、18歳未満のInternational Student Program申請者にカストディアン書類が必要です。TDSB自体がカストディアンを提供するわけではないため、家庭側で手配するか、ホームステイ提供会社に相談する形になります。
子どもを単独で留学させる場合は、単に「知り合いがいるから大丈夫」と考えず、次の点を確認してください。
- カストディアンが学校からの連絡に対応できるか
- 緊急時にすぐ動ける距離に住んでいるか
- 親と定期的に連絡を取れるか
- 医療・事故・トラブル時の判断をどうするか
- ホームステイ先とカストディアンの役割分担
- 書類の公証・翻訳・提出期限
- 途中でカストディアンを変更する場合の手続き
ホームステイを選ぶときの注意点
子どもだけ留学する場合、ホームステイ先は生活の安全に直結します。学校名やランキングよりも、毎日帰る家が安心できるかどうかが大切です。
確認したいポイントは次の通りです。
- 学校ボードの紹介ページに掲載されている会社か
- ホストファミリーの審査方法
- 子ども部屋が個室か共有か
- 食事の回数と内容
- 学校までの通学時間
- バス・地下鉄・徒歩のルート
- 門限、洗濯、シャワー、Wi-Fi、冷暖房のルール
- 体調不良時の対応
- いじめ、ハラスメント、相性問題が起きた時の変更可否
- 24時間緊急連絡先があるか
- 追加費用やキャンセル規定
「日本人がいるから安心」「安いから安心」ではなく、契約書、返金条件、緊急時対応、変更手続きまで確認しましょう。
エージェントを通すか、直接申し込むか
子どもだけの留学では、エージェントを通す家庭も多いです。英語での手続き、学校ボードとの連絡、ホームステイ、カストディアン、保険、空港送迎をまとめてサポートしてくれる場合があります。
ただし、エージェントを使う場合でも、最終的な公式情報は学校ボードとIRCCです。エージェントの説明だけで判断しないようにしましょう。
エージェントを選ぶときは、次の点を確認してください。
- どのschool boardの正式な取り扱いがあるか
- 料金の内訳が明確か
- 学校に払う費用とエージェント手数料が分かれているか
- 返金ルールが書面であるか
- ホームステイ変更時の対応
- カストディアンが誰になるか
- 緊急時の連絡先が日本語・英語であるか
- 現地到着後のサポート範囲
- ビザ相談をする場合、有資格者が対応しているか
直接申し込む場合は、学校ボードのオンライン申請、必要書類、カストディアン、ホームステイ、保険、Study Permitを家庭で管理します。英語に不安がある場合や、子どもが低年齢の場合は、サポート体制を厚めにすることをおすすめします。
通学方法も事前に確認する
学校が決まっても、通学が大変すぎると子どもに負担がかかります。家探しやホームステイ選びでは、Google Mapsだけでなく、実際の通学時間帯で確認しましょう。
トロント市内の通学・スクールバス関連は Toronto Student Transportation Group を確認します。
Peel Regionの通学・スクールバス関連は Student Transportation of Peel Region を確認します。
高校生や留学生は、自分で公共交通機関を使って通学する場合があります。トロントならTTC、ミシサガならMiWay、York RegionならYRT、エリアによってGO Transitを使うこともあります。学校までの距離だけでなく、乗り換え、冬の通学、夜の帰宅、部活動後のバス本数も確認しましょう。
よくある質問
ミシサガに住んでTDSBに通えますか?
基本的には住んでいる住所のschool boardで確認します。ミシサガに住む場合は、通常TDSBではなくPeel District School BoardやDufferin-Peel Catholic District School Boardを確認します。特殊なプログラム、私立校、留学生プログラムなどは別条件になる場合があるため、希望がある場合は学校ボードに直接確認してください。
ノースヨーク、スカボロー、エトビコはTDSBですか?
英語公立学校を探す場合、ノースヨーク、スカボロー、エトビコはトロント市内なので、基本的にはTDSBの対象地域として確認します。カトリック系ならTCDSB、フランス語系なら該当するフランス語school boardも確認してください。
マーカムやヴォーンからトロントの学校に通えますか?
通常は住んでいる住所のschool boardを確認します。マーカム、リッチモンドヒル、ヴォーンなどはYork Regionなので、英語公立ならYRDSBを確認します。特別なプログラムや留学生プログラムは条件が異なる場合があるため、希望がある場合は各school boardへ確認してください。
住所がまだ決まっていなくても学校登録できますか?
多くの場合、住所証明が必要です。仮住まい、ホテル、一時滞在先で登録できるかどうかは、school boardや家庭のステータスによって変わります。家探し中の段階では、候補住所をschool locatorで確認しておきましょう。
学校ランキングが高いエリアに住めば安心ですか?
ランキングは参考の一つですが、それだけで決めるのはおすすめしません。子どもに合う学校か、ESLサポートがあるか、通学が安全か、学校との連絡が取りやすいか、生活圏が合うかも大切です。
子どもが英語を話せなくても公立学校に入れますか?
英語が母語でない生徒向けのESL / ELLサポートが用意されることがあります。ただし、サポート内容は学校や学年によって異なります。登録時に必ず確認しましょう。
子どもだけで公立校に留学できますか?
可能な学校ボードやプログラムはありますが、全ての学校が受け入れるわけではありません。Study Permit、Letter of Acceptance、カストディアン、ホームステイ、保険、学費、空き状況を確認する必要があります。TDSBやPeelのInternational Student Programを確認してください。
子どもだけで一人暮らしできますか?
未成年の子どもが一人で生活することは認められない、または学校ボードの条件に合わない場合があります。親、親族、カストディアン、または親・カストディアンが手配したホストファミリーとの生活が必要になることが多いです。必ずIRCCとschool boardの条件を確認してください。
学校登録チェックリスト
家を決める前、または留学手続きを始める前に、次の項目を確認しましょう。
- 住む予定の市がトロント、ミシサガ、ブランプトン、マーカム、ヴォーン、オークビルなどどこか確認した
- 対象のschool boardを確認した
- school locatorで対象校を調べた
- 学校までの通学方法を確認した
- エリアの安全性を警察データや実地確認で調べた
- Ontario School Information Finderで学校情報を見た
- EQAOや学校公式サイトで学校の雰囲気を確認した
- 住所証明に使える書類を確認した
- 子どものパスポート、出生証明、成績表を用意した
- 予防接種記録を整理した
- ESL / ELLサポートの有無を確認した
- 子どもだけ留学の場合、International Student Programの対象校を確認した
- Study Permitが必要かIRCCで確認した
- カストディアンを誰にするか決めた
- ホームステイ先の契約内容を確認した
- 学費、保険料、ホームステイ費、返金ルールを確認した
- 緊急時の連絡先を親・子ども・学校・ホームステイで共有した
まとめ
トロントやミシサガで公立学校を選ぶときは、まず「どの学校が有名か」ではなく、「住む住所でどのschool board・どの学校に該当するか」を確認することが大切です。
トロント市内ならTDSBやTCDSB、ミシサガ・ブランプトンならPDSBやDPCDSB、マーカム・ヴォーン・リッチモンドヒルならYRDSBやYCDSB、オークビル・バーリントンならHDSBやHCDSB、ピカリング・エイジャックス・オシャワならDDSBやDCDSBが主な確認先になります。
学校のレベルを見たい場合は、Ontario School Information Finder、EQAO、学校公式サイト、地域データを合わせて見ましょう。安全なエリアかどうかは、警察の犯罪マップだけでなく、実際の通学路、交通量、夜の雰囲気、公共交通機関の使いやすさも確認してください。
子どもだけで留学する場合は、親子で移住・駐在するケースとは手続きが別です。受け入れ可能な学校、Study Permit、Letter of Acceptance、カストディアン、ホームステイ、保険、学費、返金条件を必ず確認しましょう。
子どもにとって海外の学校生活は大きな変化です。学校の名前やランキングだけでなく、安心して通える環境、相談できる大人、無理のない通学、英語サポートを重視して準備することが、カナダでの学校生活を安定させる大きなポイントです。



