
カナダ生活を終えて日本へ帰るとき、または一時帰国の前後に迷いやすいのが「荷物をどう送るか」です。Canada Postで郵送する、DHLやFedExなどの航空便を使う、スーツケースに入れて持ち帰る、引越し業者にまとめて依頼する。選択肢はいくつかありますが、正解は荷物の量、急ぎ具合、中身、日本到着後の受け取り方によって変わります。
この記事では、トロント在住者・渡航予定者向けに、カナダから日本へ荷物を送る前に整理しておきたい考え方をまとめます。
この記事で分かること
- Canada Post、航空便、持ち帰りの使い分け
- 日本へ送る前に確認したい品目
- 別送品申告で気をつけたいこと
- 帰国前にトロントで荷物を減らす方法
- 発送前に見るべき公式リンク
まずは「持ち帰るもの」と「送るもの」を分ける
荷造りを始める前に、まずは荷物を3つに分けると判断しやすくなります。
自分で持ち帰るものは、パスポート、ビザ関連書類、学校・仕事の書類、常用薬、ノートパソコン、スマホ、充電器、到着後数日分の衣類です。なくなると困るもの、到着後すぐ必要なものは、基本的に手荷物または預け荷物で管理する方が安心です。
送ってもよいものは、季節外の衣類、本、キッチン小物、雑貨、思い出の品などです。すぐに使わないものは、郵送や航空便に回しやすいです。
発送前に確認が必要なものは、食品、薬、サプリ、化粧品、香水、スプレー、電池入りの機器、モバイルバッテリー、ブランド品、革製品、木製品、植物由来品、肉製品などです。配送会社のルールだけでなく、日本側の税関や検疫にも関わるため、自己判断で箱に入れないようにしましょう。
Canada Postで送る場合
少量から中量の荷物なら、まず候補になるのがCanada Postです。日本向けには、国際郵便や小型荷物向けのサービスがあり、サービスによって追跡、補償、配達目安、サイズ・重量の条件が変わります。
Canada Postを使う場合は、窓口に行く前にオンラインで料金と条件を確認しておくとスムーズです。国際発送では税関情報の入力が必要で、内容品の説明、数量、価格、送る理由などを記載します。
ここで大切なのは、「自分の中古品だから適当でよい」と考えないことです。たとえば used clothes、books、used shoes のように、内容が分かる英語で書きます。中古品でも価格をゼロにせず、現実的な金額を入れるのが基本です。

航空便・クーリエを使う場合
DHL、FedEx、UPSなどのクーリエは、Canada Postより料金が高くなることがありますが、追跡の見やすさや配達スピードを重視したい場合に便利です。急ぎの書類、重要な小物、到着時期をある程度読みたい荷物には向いています。
一方で、国際配送では送料のほかに、通関時の税金、立替手数料、追加手続きが発生することがあります。見積もりを見るときは、単純な送料だけで比べず、追跡、補償、通関時の扱い、受け取り時に支払いが発生する可能性も含めて確認しましょう。
また、クーリエでも何でも送れるわけではありません。バッテリー、香水、スプレー、食品、薬、化粧品などは、会社ごとに条件が異なります。発送前に品目ごとの制限を確認してください。
スーツケースで持ち帰る場合
スーツケースで持ち帰る最大のメリットは、自分と同じタイミングで日本に到着することです。到着後すぐ使う衣類、仕事道具、学校書類、薬、電子機器は、できるだけ自分で管理すると安心です。
ただし、航空会社の預け荷物の個数・重量・料金は、運賃タイプやルートによって変わります。航空券を買ったあとに気づくと、追加料金が高く感じることもあります。帰国便を選ぶ段階で、預け荷物が何個まで含まれるか、超過手荷物はいくらかを確認しておきましょう。
機内持ち込みや預け入れにも制限があります。液体物、刃物、スプレー、モバイルバッテリー、予備のリチウム電池などは、空港保安検査や航空会社のルールに関わります。特にバッテリー類は、預け荷物ではなく機内持ち込みが求められることがあるため、出発前に確認が必要です。

別送品として送るなら、日本入国時の申告を忘れない
帰国や長期滞在開始に合わせて、本人とは別に荷物を送る場合は、日本側で「別送品」として扱われることがあります。
別送品で重要なのは、日本に入国する時点で申告しておくことです。入国時に携帯品・別送品申告を行い、あとから届く荷物があることを示す必要があります。Visit Japan Webでの電子申告や、紙の申告書が使われる場合があります。
別送品の申告を忘れると、荷物が日本に届いたあとに手続きが複雑になることがあります。Canada Postやクーリエで送る前に、「これは別送品として扱う荷物か」を整理し、日本到着時に申告できるようにしておきましょう。
送る前に特に注意したいもの
カナダから日本へ荷物を送るときは、以下のようなものに注意が必要です。
- 食品、肉製品、乳製品、動物由来品
- 植物、種、土、木製品、植物由来品
- 医薬品、サプリ、医療機器
- 化粧品、香水、スプレー
- モバイルバッテリー、リチウム電池、電池入り機器
- 高価なブランド品、カメラ、時計、同一商品の大量発送
医薬品や化粧品は、個人使用目的でも数量や成分によって確認が必要です。肉製品や植物関連品は検疫の対象になることがあります。お土産感覚で入れた食品や、使いかけの薬、香水、バッテリー類が原因で止まることもあるため、迷うものは送らない、または公式情報で確認してから判断しましょう。
トロントで荷物を減らす方法
送料は箱が増えるほど高くなりやすく、重い本や冬服は思った以上に費用がかかります。帰国前は「捨てる・売る・譲る・送る・持ち帰る」に分けて、送る価値があるものだけ残すのが現実的です。
家具、家電、キッチン用品、冬物などを手放したい場合は、81 Torontoのトロント売買掲示板で中古品や帰国セールの掲載を確認したり、自分で掲載したりする方法もあります。個人間取引では、商品の状態、受け渡し場所、支払い方法、連絡履歴を自分でも慎重に確認してください。81 Torontoは掲載情報の正確性や取引の安全性を保証するものではありません。
あわせて、売買掲示板を安全に使うためのチェックリストも確認しておくと、帰国前の不要品整理を進めやすくなります。
迷ったときの考え方
カナダから日本へ荷物を送るときは、「安く送る」だけでなく、「止まらず届く」「日本で受け取れる」「税関で説明できる」ことが大切です。
迷ったら、貴重品と生活必需品は持ち帰り、急ぎのものは航空便、急がない身の回り品は郵便や引越し便に分けると考えやすくなります。中身が説明しにくいもの、規制がありそうなもの、高価なものは、発送前に公式情報で確認しましょう。
公式リンク欄
発送前・帰国前に確認したい公式情報です。料金、制限、手続きは変更されることがあるため、実際に送る前に最新情報を確認してください。
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この記事は一般的な情報提供です。配送可否、料金、配達日数、補償、通関、免税、検疫、航空会社の荷物条件は変更されることがあります。実際に発送・搭乗する前に、必ず各公式サイトと利用する配送会社・航空会社で最新情報を確認してください。


